外科

食道がん・胃がん

鳥のアイコン

食道がん・胃がんとは?

食道がんと胃がんは、どちらも消化器系のがんですが、発症場所や原因が異なります。食道がんは食道に、胃がんは胃に発生します。これらのがんは初期段階では症状が少なく、発見が遅れやすいですが、早期発見によって治療の成功率が大きく向上します。本記事では、食道がんと胃がんの違いや初期症状、早期発見の方法、予防法についてご紹介します。

胃がんのイラスト画像

鳥のアイコン

食道がんと胃がんは何が違う?

発生場所の違い

食道がんは、食道という食物を胃に運ぶ管にできるがんで、主に飲み込みにくさや胸の違和感が初期症状として現れます。胃がんは胃にできるがんで、胃もたれや食欲不振が最初の症状となります。どちらのがんも初期段階では目立った症状が出にくいため、早期発見が重要です。

原因の違い

食道がんは、喫煙や過度な飲酒、逆流性食道炎が原因として挙げられます。胃がんの主な原因はピロリ菌感染で、慢性的な胃炎ががんのリスクを高めます。食道がんと胃がんの発生には、食生活や生活習慣が大きく関わっています。
鳥のアイコン

食道がん・胃がんの症状

食道がんに多い初期症状

食道がんの初期症状には、食事中に食べ物が引っかかる感じや飲み込みにくさがあります。これらは、逆流性食道炎や胃の不調と似ているため、早期発見が難しいことがあります。

胃がんに多い初期症状

胃がんでは、胃もたれや食後の不快感、食欲不振などが初期症状として現れます。これらは消化不良と勘違いされることが多く、気づかないうちに進行してしまうことがあります。

進行時に見られやすいサイン

進行した食道がんや胃がんでは、吐血や黒色便、急激な体重減少が現れることがあります。これらは非常に危険なサインであり、早急な対応が求められます。
鳥のアイコン

早期発見のためのセルフチェック

症状セルフチェックリスト

・食後の胃もたれが続く
・食事の際に飲み込みにくさを感じる
・体重が減少している
・胸やみぞおちに違和感がある
普段から感じるちょっとした不調を放置せず、受診を検討することが重要です。症状が1週間以上続いたり、悪化したりした場合は、必ず受診を考えましょう。
鳥のアイコン

食道がん・胃がんのリスク要因

食道がんの主なリスク要因

・喫煙
・過度な飲酒
・逆流性食道炎
・食生活の乱れ(塩分の多い食事)
食道がんは喫煙と飲酒が主な要因で、両方の習慣があるとリスクはさらに高まります。特にお酒で顔が赤くなる方は注意が必要です。また、野菜や果物不足などの偏った食生活も、発症に影響すると考えられています。

胃がんの主なリスク要因

・ピロリ菌感染
・長期間にわたる慢性胃炎
・家族歴(胃がん患者が多い)
・食生活の乱れ(発酵食品や塩分過多)
胃がんの主な原因はピロリ菌感染による慢性的な炎症ですが、喫煙や飲酒、塩分の摂り過ぎなどの生活習慣も深く関わっています。現在は除菌治療や食生活の改善、野菜の摂取などにより、リスクを下げることが可能です。

特に注意したい人の特徴

・50歳以上
・喫煙・飲酒をしている
・アルコールを飲むと顔が赤くなる
・胃の不調が頻繁に起きる
・胃がんの家族歴がある
これらに当てはまる方は、ご自身の体をいたわるきっかけにしてみてください。初期段階では気づきにくいサインを早めに見つけるためにも、体調に大きな変化がないうちから、一度専門の検査を受けておくと安心です。
鳥のアイコン

早期発見のために胃カメラ検査を検討しましょう

胃カメラで食道がん・胃がんを同時にチェックできる

胃カメラは食道から胃までを同時に検査できるため、食道がんと胃がんを一度の検査で確認できます。両方を同時に検査できることで、早期発見が可能となり、治療を早期に始めることができます。

最近の検査は苦しくない?

胃カメラは胃の病気を早期発見して治療するために欠かせない検査です。先端にカメラがついた柔軟なチューブ(内視鏡)を挿入し、食道・胃・十二指腸の内部をモニターで観察します。
当院では、口から挿入する「経口内視鏡」と、鼻から挿入する「経鼻内視鏡」のどちらかを選択いただけます。特に経鼻内視鏡は、スコープが舌の付け根に触れないため吐き気が起きにくく、経口内視鏡に比べて痛みや苦しさが比較的軽減されるのが特徴です。ご自身に合った方法を選ぶことで、以前よりも負担を抑えて定期的な検査を受けることが可能です。
鳥のアイコン

食道がん・胃がんを予防するためにできること

食道がんや胃がんを予防するためには、健康的な生活習慣が不可欠です。食生活を見直し、喫煙や過度の飲酒を控えることが重要です。また、ピロリ菌の感染を予防するための検査や治療を受けることも予防に繋がります。定期的な検査を受けることで、早期発見が可能となり、がんのリスクを減らすことができます。気になる症状や不安があれば、当院にご相談ください。

胃カメラバナー