本日は３月１１日。２年前の今日、東日本大震災が起こりました。被災された方々はどういう思いで２年という月日を過ごされ、今日という日を迎えてみえるのでしょうか。復興はなかなか進まず、まだまだ問題は山積みです。今なお２６００人を超える方々が行方不明のままです。
遠く離れたこの土地で平和な毎日を迎えることができている私たちには、直接復興の手助けになるようなことはできないかもしれませんが、せめてあの日のことは忘れずに後世に伝えていかなければなりません。そして、近い将来必ず起こるといわれている東南海地震の時には今回の教訓が生かせるようにしなければなりません。
阪神淡路大震災から立ち直った兵庫県のように、東北に一日も早く平和に暮らせる日が訪れることを祈って。合掌。
東日本大震災はまだ記憶に新しいですが、あの阪神淡路大震災から早くも１９年の月日が流れました。いまでは震災の面影も無いほどに神戸は復興を遂げています。いろいろなメディアで震災直後の神戸の様子を伺うことができますが、今思っても大変な大災害でした。当時まだ駆け出しの外科医だった私は、深夜から始まった緊急手術をしていました。手術中に地震を感じましたが、手術が終わってテレビを見て、すごい衝撃を受けたことを今でも覚えています。悲しい記憶ではありますが、風化させてはいけません。おそらく今年成人を迎えた人たちの記憶の中には無いでしょう。今我が国は東北の復興に懸命に力を注いでいます。神戸の教訓を生かして、神戸をお手本にして。辛い経験も受け継いでいくことは大切なのです。
本日内覧会を開催いたしました。５００名を超える方々にお越しいただき、自分でも驚いています。
改めて地元の方々の期待の大きさを実感しております。
１１月１７日の開院準備に向けてより良い医療を提供できるように準備を進めてまいりますので、よろしくお願いします。
東日本大震災から３年が経ちました。たくさんの行方不明の方もみえ、まだまだ復興はじゅうぶんとは言えません。原発問題を始めとしてたくさんの問題が残されたままになっています。被災しなかった地域の人たちも、将来のために真剣に考えなければなりません。もっと大きな災害が明日にでも私たちの身に降りかかるかもしれません。この教訓を生かして日本を変えていかなければならないでしょう。私たちはこの震災から「絆」ということを、改めて強く意識するようになりました。日本中が絆で結ばれているということは、いつの時代までも大切にしていかなければならない意識だと思います。
合掌
