海部郡蟹江町の内科・外科・小児科｜CT検査・ 鼻の内視鏡検査ができる「すぎうらクリニック」

どうなるＷＢＣ

2013年2月25日

いよいよＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）の開幕が近づいてきました。　が・・・

過去２大会に比べて今一つ盛り上がりに欠けているのは皆さんも感じていることでしょう。日本の不参加騒動に始まり、混沌とした監督人事。それが何とかなったと思えば、選手の招聘でも日本人メジャーリーガー参加ゼロという事態になってしまいました。壮行試合でも広島カープにボロ負けし、テストマッチのオーストラリア戦は何とか２連勝したものの、内容は決していいものではありませんでした。

過去２大会の松坂、ダルビッシュ、イチローのような、絶対的エースやリーダーの不在は否めません。１次ラウンドは順調に突破できるかと思いますが、このままだと２次ラウンドを勝ち抜くのも難しいかもしれません。アメリカ等はやはり野球発症の国としてのプライドもあるため、今回は人選などの準備から見ても気合の入れ具合がうかがえます。２次ラウンドで戦うであろう韓国も日本戦になると気合の入れ方が違います。

いざ本番になったら力を出してくれることを願っていますが、今回は厳しい戦いになるでしょう。惨敗に終わって今年の国内のプロ野球人気にも影響しないといいのですが。

山本監督、お願いしますよ。

ＷＢＣ準決勝で残念ながら日本はプエルトリコに敗れてしまいました。この試合も終盤に井端選手のタイムリーヒットなどで追い上げを見せてくれましたが、プエルトリコのほうが力が上でした。とても悔しいですが、数々の好ゲームで感動をたくさんもらいました。日本中の野球ファンが一つになって応援したＷＢＣでした。そもそも世界の強豪国を相手に３連覇をするなどということは並大抵のことではありません。２連覇でも輝かしい功績だと思います。侍ジャパンのメンバーには「ご苦労様」「感動をありがとう」と言ってあげたいです。

今大会ではオランダやイタリアなどのヨーロッパチームの健闘も目立ちましたし、プエルトリコやドミニカなどはもともと野球で強豪国です。そういったチームが勝ち上がってきた背景には、それらの国がＷＢＣという大会に重きを置き始めてきているということがあるのではないでしょうか。アメリカや韓国などの強豪国が予選で姿を消してしまったのも驚きでした。日本も近い将来にそうなってしまわないように頑張ってほしいものです。サッカー・ワールドカップがそうであったように、この大会が真の世界王者を決める戦いとして位置づけされるような大会に成長することを期待したいものです。

来週の金曜日には日本プロ野球が開幕します。今年は井端選手に要注意かな。一部では４番井端説が出ているとかいないとか・・・

ＷＢＣ予選１位通過おめでとう。やってくれましたね侍ＪＡＰＡＮ。

ブラジル、中国、キューバと苦しい戦いが続き、２次ラウンドでも台湾と死闘を繰り広げヒヤヒヤながら勝ち上がってきました。オランダには大勝したものの昨夜の順位決定戦では、終わってみれば１０－６というスコアですが内容は決していいとは言えないゲームでした。２回に阿部の２打席連続ホームランなどで８点をあげたものの、その後の攻撃はサッパリ。リリーフ陣も打ち込まれて８－６まで追い上げられる展開に。もしかしたら決勝でもう一度あたるかもしれないオランダにやる気を与える試合になってしまいました。それでも不振だった長野にダメ押しのタイムリーヒットが出たことなど収穫もありました。

準決勝・決勝では今までよりも数段力が上のチームと闘うことになります。予選のような試合をしていたら勝ち上がることは難しいでしょう。幸いにも打線と先発投手陣は上向きです。ここまできたら何としても３連覇を成し遂げて欲しいものです。