
貧血をくり返す方へ
その原因、消化管からの出血かもしれません
「最近なんとなく疲れやすい」
「めまいやふらつきが続いている」
「健診で“貧血気味”と指摘された」
それ、“ただの鉄分不足”と思っていませんか? 貧血は、栄養だけでなく体の中で出血が起こっているサインかもしれません。
「めまいやふらつきが続いている」
「健診で“貧血気味”と指摘された」
それ、“ただの鉄分不足”と思っていませんか? 貧血は、栄養だけでなく体の中で出血が起こっているサインかもしれません。

こんな症状はありませんか?
- 顔色が青白い、まぶたの裏も白っぽい
- 倦怠感、疲れやすさが続いている
- 動悸や息切れがある
- ふらつき、めまい、立ちくらみが気になる
- 健診で貧血を指摘された(ヘモグロビン値が低いと指摘された)
- 鉄剤を飲んでも、なかなか改善しない
このような症状がある方のなかには、胃や腸からの慢性的な出血が隠れているケースも少なくありません。

貧血の原因は「出血」かもしれません
貧血の原因には大きく分けて以下の3つがあります。
- 赤血球が作れない
- 赤血球が壊れている
- 赤血球が失われている(どこかから出血している)
なかでも40〜50代の女性では、婦人科疾患による出血に加えて、消化管からの出血(胃潰瘍・ポリープ・早期がんなど)が見逃されがちです。
鉄剤を飲んでも改善しない貧血や、何度も繰り返す貧血は、内視鏡検査で原因を調べることが非常に大切です。

胃カメラで消化管の出血をチェックできます
当院では、貧血の原因精査として経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)を行っています。
胃カメラでは以下のような異常を直接確認できます
■胃・十二指腸潰瘍
■萎縮性胃炎やピロリ菌感染
■胃ポリープ、胃がんの早期病変
■ビタミンB12欠乏を招く胃粘膜の萎縮
胃カメラは、胃の状態を直接確認できる唯一の検査です。 出血の有無だけでなく、再発リスクのある病変も見逃しません。
■胃・十二指腸潰瘍
■萎縮性胃炎やピロリ菌感染
■胃ポリープ、胃がんの早期病変
■ビタミンB12欠乏を招く胃粘膜の萎縮
胃カメラは、胃の状態を直接確認できる唯一の検査です。 出血の有無だけでなく、再発リスクのある病変も見逃しません。

当院で行う検査と診断について
貧血の中には、胃や腸からの出血が原因で起こっているものがあります。
特に鉄剤を飲んでも改善しない場合は、消化管出血の可能性があるため注意が必要です。
当院では、上部消化管からの出血が疑われる際に、内視鏡検査(胃カメラ)を実施しています。
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸までの粘膜を直接観察できるため、出血や病変の有無を正確に確認できます。
必要に応じて、その場で止血処置や組織検査(生検)を行うことも可能です。

貧血が続く方は、一度ご相談ください
「鉄分不足かな…」「疲れがたまってるだけかも」と思っていても、
その貧血の裏に隠れた病気が潜んでいる可能性があります。
当院では、苦痛の少ない経鼻での胃カメラ検査を行っており、
初めての方や検査に不安がある方にも、できるだけ負担の少ない形でご案内しています。